「観劇者」への挑戦

今回の「あまい或る事件」は推理劇。 

「読者」への挑戦、ならぬ「観劇者」への挑戦があります。って言ってもそんな大袈裟なものでは無く「ここまでの情報で犯人を推理する事が出来る」というのを明確にしています。

これまでの作品も実は推理できるように作っていたが、「ここから推理できるよ」って区切りが無かっただけで。

「楼錠館の殺人事件」は終わりかな?と見せかけ最後に情報が出揃う。

「ちいさなコイみつけた。」は明確な探偵がいない。ある人物が女装し登場したところから推理は出来る。

「風船とギターと殺人と、」探偵が推理披露しだすところから出来るのだが、暗号の解読が難解。 探偵が暗号を解読したあたりから犯人を明確にできる。

ってな感じでした。

全体を通してひねくれた作りやな~って思います。そして「あまい或る事件」もこれまたひねくれてます。ひねくれてるけどストレートに挑戦するんですよね。どうなる事やら。。。

独りユニット『εb=Ⅰ』

竹越勝彦が厄年にして立ち上げた 独りユニット『εb=Ⅰ』。名前の意味はただの暗号。 演劇や歌やダンス等、なんやかんやとやる自由な空間。