「告白と沈黙の終わり」推理について考えてみた。

解答用紙に犯人と書かれた率は


豊田(犯人)45.8%

成宮 41.7%

有川 5.6% 

石山 4.2% 

若町 1.4% 

他  1.4% 


 今回は珍しく犯人にたどり着いた方が多かった。 

理由は「何となく豊田!」と書いていた方もちらほら。 

その理由を考えてみました。 


被害者は2回傷を負わされている。死に至った2回目に傷を負わせた人が犯人。 

アリバイが重要になり離席した順は

①若町

②有川

③成宮 

④石山、豊田

で、入れ替わりで帰ってきている。 


 最初に離席した若町はここで除外される。 

有川が最初に被害者を殴ったと告白。 

となると、成宮、石山、豊田となり、 

明らかに動揺している成宮は逆に怪しくないので除外。 

石山と豊田に。 

離席した後の行動を説明している石山はアリバイがある。

 残るは豊田。 


ってな感じで導き出しやすかったと思います。 

ネックレスやタバコの吸いガラなどの伏線を回収できていないので何となくやったんでしょうね。 

ここまでの思考を読めたらもっと裏をかいたミステリを作れたと思います。

勉強になりました。

独りユニット『εb=Ⅰ』

竹越勝彦が厄年にして立ち上げた 独りユニット『εb=Ⅰ』。名前の意味はただの暗号。 演劇や歌やダンス等、なんやかんやとやる自由な空間。