2025年振り返り⑤「告白と沈黙の終わり」

ユニット「イプ」2025年のラストは「告白と沈黙の終わり」。

会場はACT Cafe。ここも使わせてもらうのが初めて。


探偵は「冬水」三戸が登場した作品の探偵であり犯人です。

犯人なのに探偵として再登場。


そして刑事の久世もここに登場しています。

どう絡ませてどう解決させようかと、ここがなかなかの悩みどころでした。

もって行き方がちと強引かも知れませんが、何とか冬水さんもシリーズとして続いていけそうです。


時系列の提示が必要になるミステリなので、これは演出の見せ方で成立させようって思い切りました。

これまでの作品は、ほぼその場とその時間の流れで進んでいくものでした。

これは回想シーンと現在とを行ったり来たり、ちょっとした照明効果と導入の音、あと時計を合わせるって動作で「今この時間やで」ってシーン切り替わってることを伝えました。

役者の皆さんは大変やったと思いますね、あーだこーだと稽古場で色々試していたので。


そして被害者を登場させる。

出題編のワンシーンやったんですよ。

回想シーン多めなので登城してもらった方が口頭でどんな人かを説明するよりいいかなって考えて。

Geek_Factoryのポセイドン橋本さんにお願いしていたのですが、よくよく考えたら勿体ない使い方でしたので、思い切って解決編冒頭は幽霊として登場してもらう事にしました。

ファンタジーですよ。いや、ミステリーはファンタジーですけどね。


本番2日前に役者がインフルエンザの感染が確定。こればっかりはしょうがない!

てんやわんやで、お手伝いお願いしていた方に代役をお願いし何とか乗り越えました。

ホント周りの方々に助けられてるのだなと実感しました。


急遽の代役、芝居してて一度はあるかないかってやつなのですが、

これ3回目の遭遇なんです。

代役をしたこともあるし、

共演者が代役になったこともある。。

そして今度は主宰公演。

色々なパターンを経験できて、なんか度胸がついた気がします。

独りユニット『εb=Ⅰ』

竹越勝彦が厄年にして立ち上げた 独りユニット『εb=Ⅰ』。名前の意味はただの暗号。 演劇や歌やダンス等、なんやかんやとやる自由な空間。