ユニット「イプ」2本目は、「名探偵の偽り」 こちらは阿倍野長屋。
ここも初めて使う会場です。
「三戸美琴シリーズ」の立ち上げとなる作品。
三戸さんは前作は容疑者で登場し最終的に謎を解く。
なので前作では「三戸」って名前は目立たせてなかったんです。
三戸は守銭奴で器の小さい探偵なので書いてて楽しいんです。
真夏で長屋。
ちゃんと冷房効くのかな、効かなかったら出来る限りペットボトルの水を凍らせて扇風機の前に置いてとか色々と対策を考えてましたが、冷房効いててよかった。
この作品は犯人を最初から提示する形。古畑やコロンボスタイル。
でもこれやと最小2人で出来るんですよね。
でも人数多く出したかったので依頼人とか関係者を登場させてみたり、その結果消去法も必要になってしまった。
推理のプロセスは犯人当てのスタイルに近づいてしまいました。
犯人VS関係者ってのを作りたかったんです。
犯人が嫌な奴で、でも一緒に仕事をしてきた人たちの悲しみとか怒りとか、恐怖もあるけど犯人に立ち向かっていくって。
最後に犯人を追い詰めたのはそんな関係者達でした。
犯人当てにした場合、犯人ってわかった瞬間から、さっきまで疑われていた容疑者達が団結し追い詰めるって、なんか変な感じになるじゃないですか。
自分たちの容疑がはれたからってね。
だからこのスタイルをつき進めました。
その結果、解答用紙を選ぶのが大変。
犯人当てやと名前で分けれるのですが、全部の記入されている推理をちゃんと読まないと選別出来ないんですよ。もー大変大変。
でもこのスタイルもいいかと思ってしまいました。
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